入力と編集

【PowerPoint】テキストボックスのサイズが変わらないようにしたい

スポンサーリンク
この記事は約2分で読めます。
テキストボックスサイズ自動化解除 タイトル画像

PowerPoint(パワーポイント)で[挿入]タブからテキストボックスを選び、スライド上でクリックして挿入した場合、文字を入力してゆくと入れた分だけサイズが拡張されます。

クリックで挿入したテキストボックスに文字を入力

しかし、入力した後でテキストボックスのサイズ変更ハンドルをドラッグして大きさを変えようとすると、幅は広がるのに高さが変えられません。ドラッグを終了すると同時に最初の高さに戻ってしまいます。

文字入力後にサイズの変更が行えない状態

ならばとテキストボックスを挿入する時に最初からドラッグである程度の大きさを確保してみても・・・

テキストボックスをドラッグで描画

文字を打ち始めたと同時に高さが縮まってしまいます。

文字入力と同時に高さが自動調整

PowerPointのテキストボックスは、既定の設定では入力した文字数に合わせて自動的にサイズ調整されるようになっています。任意のサイズのまま固定しておきたい時は、「図形の書式設定」で設定を変更しましょう。

※解説画像はMicrosoft365のPowerPointを使用しています

スポンサーリンク

テキストボックスのサイズが変わらない設定にする

テキストボックスの上で右クリック⇒コンテキストメニューから「図形の書式設定」をクリックします。

右クリック 図形の書式設定

ウィンドウ右側に「図形の書式設定」メニューが表示されたら「サイズとプロパティ」(下図赤枠部分)をクリックします。

図形の書式設定 サイズとプロパティ

テキストボックス」をクリックしてメニューを展開します。(既に展開済の場合はそのまま次へ進んでください)

テキストボックスメニュー

テキストボックスの設定メニューのうち、下図赤枠で囲んだ部分がサイズの調整に関わる部分です。既定では「テキストに合わせて図形のサイズを調整する」にチェックが入っていますが、冒頭の画像のように文字数に合わせて勝手にテキストボックスの大きさが自動調整されるのはこれが適用されているからです。

テキストボックス サイズ調整メニュー

任意のサイズで固定しておきたい時は「自動調整なし」にチェックを入れましょう。

自動調整なしにチェック

補足:はみ出す場合だけ自動調整とは?

はみ出す場合だけ自動調整する」という項目は、テキストボックスに収まりきらない文字数を入れた場合にテキストボックスが拡張されるという事ではありません。ボックス内に収まるように文字が縮小されるという動きになります。

これはプレースホルダーに既定で適用されている項目で、箇条書きなどのテキストをたくさん入力し続けるとある段階から文字がどんどん縮小されていくあの状態を思い出していただくとわかりやすいかと思います。プレースホルダーもこちらの「テキストボックス」メニューから「自動調整なし」にすると、文字は自動縮小されなくなります。

スポンサーリンク